|
上山口駅(かみやまぐちえき)は、埼玉県所沢市上山口にあった西武鉄道狭山線の駅。 狭山線(当時は武蔵野鉄道山口線)が不要不急線として休止された際に休止されたまま、戦後に廃駅となった駅である。 ==概要== 狭山線が西武球場前駅に向けて南西に進路を変えた直後、高架線への上りに入る手前に存在した。 構内の配線については公文書にも図面や直接的な記録類が残されておらず詳細は不明だが、戦後すぐに撮影された航空写真によるとかなり大きな駅であり、1面2線の交換可能駅であったとも見える。当駅には貨物ホームが存在し、また構内に社宅があったという記録が残されており、当線の駅の中では比較的規模の大きな駅であったことが分かる。また乗降客数も起点の西所沢駅を除くと線内で一番多く、貨物も発送はなかったものの到着が一定量存在するなど重要な駅であった。 駅前には附近の県道から太い道が1本引き込まれており、これが駅前通りとなっていた。駅前広場の有無は不明である。 なお当駅は最終的な路線区分から見た場合、西武鉄道狭山線の駅ということになるが、実際には狭山線がまだ「武蔵野鉄道山口線」であった頃に休止となったまま廃駅となったため、一度も狭山線の駅としても西武鉄道の駅としても営業したことはない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上山口駅 (埼玉県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|